Anti-Material -Limit Break- (略称:AMLB) の開発関係者によるキャンペーンシナリオのリプレイです。
元のログはリアルタイムチャットツールを使用したオンラインセッションであり、以下のローカルルールで行われています。
「」付きの発言 : PC発言 (=キャラクターとしての正式な発言)
「」のない発言 : PC行動描写やPL発言 (外野的なツッコミや相談を含む)
リプレイを作成するにあたっては、チャットツールのログから発言順序の修正をはじめとした編集を多々行っています。
また、狂信者系の敵役が登場する都合上、流血表現などを含むことがあります。予めご了承ください。
第1回セッション
それではAMLBのセッションを始めます。よろしくお願いいたします。
よろしくおねがいしますー。
よろしくお願いいたします。
宜しくおねがいします。
宜しくおねがいしますー。
今回はPC達が既に面識ありの状態で開始しますので、まずは簡単に各PL、自PCについて軽く紹介をお願いしますね。
フォレス・ディフォード、真人族の貴族ディフォード家の4男だ。
貴族とは言えぶっちゃけ継承権も、この国における貴族の証である魔力も無いのでぶっちゃけあれだ。
あれ。
アレとは。
放蕩貴族? もしくは厄介者?
自由騎士とか言っとこうぜ。
金持ちのボンボン的な。
遍歴騎士……別に遍歴はしていない……。
そんな感じなので色々荒れてて下町で暴れてたら見咎めた冒険者に絞められそのまま雛にされて冒険者の雛として鍛えられ今に至る。
まれによくある、家の中で重要度低いふらふらやってる爵位だけある貴族のボンボンですな。
そんな感じ。
末っ子です?
四子という規定はしましたが、末っ子かどうかは自由に決めて良いことにしています。
末っ子です。
ということで、末っ子です。
すえっこふぉーちゃん。
いちおー、立場を世襲できる貴族の子供は皆一定の年齢で騎士爵貰うんだっけ。
子爵と男爵については長子のみ騎士爵ですので、世襲貴族の子供でも全員ではないです。
あっそうなんや。上位貴族の子供だけ皆騎士爵もらえるんやね。
そんな末っ子の俺だがとりあえず当座の目的は真っ当に危険回避出来る程度には己を鍛えて借金を返すことだ。
あまあまやかされてたんでしょうなー
甘やかされっつーか放置って聞いたような。
実家は借金を返してはくれない………。
家からするとぶっちゃけ死んでもいい扱いなので基本放置プレイ。
カワイソ。
やんきー!!
あとまあ末っ子なせいか家庭の教育の関係か、身内(と思ってる相手)の年上には割と弱いぞ!
ふぉーちゃん17歳だっけ。
最年少はクヴェレ君か。
17。なので姉御2人には頭上がらねえんですよね俺。
華の16歳です。
なので強気と言うかフラットに付き合える相手はお前だけだぜクヴェレ。
ええええ……。
でもクヴェレが回復しないと多分俺は死ぬ。
まあ弟分的な感じですかね。
まぁ、フォレス君が壁ってくれないと姉御は死ぬぞ。
弟分初めてだわ……守らんと……姉御達も守らんと……。
瞬く間に死ぬ。
俺が……俺が肉壁にならねば……。
そんなわけで俺の紹介は終わり。
名前はレヴィナ。家名は……いいでしょ別に。別にお偉い貴族様じゃないんだし。
両親ともに純魔人の魔人。黒鷹所属の冒険者だったけど、頭のネジを何本か締め忘れてたらしくて二人で魔窟深くまで潜ってそれっきり
三才の時から雛やってて、他にできそうな事もないからそのまんま冒険者やってるかな。魔術の先生は浄流の魔女 ウィア なんだけど、使う魔術の属性も社会性を投げ捨てた性格もあんまり合わないのでちょっと苦手
とりあえず、借金だけ返して後は加工技術でも覚えて、その辺によく居る一定価格で適当な仕事する魔具加工屋として埋没するのが理想の人生設計かな。
以上です。
割と安定志向だった。
えっみんななんで借金してるの、いや当然か。世話になってますものね。
こういう事言ってるキャラは大体ずっと安定できないんだよ、という物語的なお約束を含める。
借金っつーかあれよね。奨学金。
奨学金つらい。
寝食を含めた奨学金。
クヴェレ。16歳の天人族。癒し手をやっている、というか本当にそれしかできない。
2年前に唯一の肉親である母親を狂血教の信者に殺されて雛として保護されたのは、聞かれれば答える。
本当なら治療の腕を磨いてそのまま光神神殿に就職するのが一番なんだけど、なんとなく冒険者を志望している。
そのくせ武器で戦う事も魔法の矢を放つ事も全く冗談でもなくできないので、そんなのが何で冒険者やってるのって疑問から今の経緯がばれる事が多いかな?
私は純粋にきゅーちゃんはどんくさいけど頑張ってるんだよって認識でいる。
そんなわけで、足手まといになったら申し訳ないけどよろしくお願いします。おわり。
疑問になど思わなかったのだ。
まあモブ雛の噂とかにもなってるかもしれないので。
きゅーちゃんは夢をおっているんだよきっと。
あと大人しい性格だけど一人称は俺で、ピアスと指輪を何個もしてます。外見だけやや不良。
過去なんぞあんま気にせず前だけ考えようぜ前だけ……うわああああ不良だああああ。
狂血教と言うのは血なまぐさいこと大好きな神様によるちょいワル宗教ですよね。
今ワルなヤングの間でナウい奴。
ちょいワル……?
激ワル。
カルト教団。
邪教。
じゃー私の自己紹介いきます。
リラ・ラ・リラ・ラ・リラと言います。名前の意味はリラの娘のリラの娘のリラ。つまるところ、名前はリラ。
スピロヘカートから東に行った森の中に住んでる小人族、フォアフットの出身で、副業で語り部をやってます、
暇なときは広場で紙芝居の朗読なんかやってる。
なんてこった。手に職を持っている。
もってるよー、宵越しの銭はないよー。
フォアフットはおおよそお気楽でその日暮らしで、独自の簡易言語を持ったあっぱらぱーなんですが、
リラはなんか新しい面白い話の種を見つけたくて都会に出てきて、良い冒険者を見つけるために冒険者になりました。
今いる面子から英雄が出たらこれでもかと語り継ぐ感じです。
えーとあとなにあったかな。
英雄の姉キャラとして語り継いでいくスタイル。
あ、見た目ですがフォアフットは
成長しても四フィートを越えません、リラは一メートルちょいくらいです。
かなり小さい生き物。
あとは手先が少し器用で少しだけ魔法が使えます。おわり。
ミー、ヨーミーヨー、ミーメトヨータリオー!
ヨロシクネ!
よろしく。
宜しく!
ちょいちょい片言になります。
私達友達よかったね?
何で語尾あげるの
言語表あとで熟読して使いこなせるようになろう……。 (※キャラシートとは別に独自言語の単語表もらっています)
私たちあなたの友達よ、あえて嬉しい嬉しいネー、くらいの感じです。
あヨーじゃなくてヨか
怪しいレストランじみてきたぞ。
おー、トモダチ!あえて嬉しいよトモダチ!
まあそんな種族です。
あ、これ高いアイテム売りつけられるやつだ。
壺。
どうもほぼ回復の壺です。
中にいる
さて、では一通り自己紹介も終わったところで本編開始しましょうか。
イェアー!
今は平歴1000年5月7日、皆様4名は銀の黒鷹から招集のご案内を頂きました。
雛出身の駆け出し勢に対して優先的に依頼したいお仕事ができたそうで、この招集は依頼人を銀の黒鷹とする、ある種の指名依頼です。
いらい!!
いぇー!!
キリの良いこよみだ。
内容の詳細はまだ聞かされておらず、朝8時までに3番の打合せ室に入室してお待ち下さい、とだけ伝えられています。
駆け出しに投げる仕事ってことは割と駆け出しでどうにかなる仕事なわけで美味しいな。
ということは朝七時半くらいまでは寝ててもいいな?
そんな事を言いそうな気がしたので7時ぐらいに起こしに行こうと思うよ
姉御! 流石だぜ姉御!
起こされたよ。パジャマで向かうことは避けられたのだ。
光神信者の朝は早い、かもしれないので、6時あたりに起きてちゃんと身支度してきます。
朝の羽づくろいは香油込みで30分くらい。
俺は5時に起きて6時位まで軽く運動してから行くぞ。
あっ偉い。
GM、これって俺達個別に来たんですか。
それとも俺達4人は既に何らかの組分けされた上で案内が?
その辺りはお任せー、ただし組み分けされた上での招集ですね。 ということで、現在時刻は7時50分ぐらい。やる気ある人ならもう着席していても良いですし、そろそろ時間だなーって感じで入室してきても良いですし、時間にルーズな人なら遅刻してきても良いです。
時間となるまで思い思いにお過ごし下さい。
面識はあるしなー。姉御達とかーって思いつつ早めに向かっておく
というわけで俺はもう席にいるぞ。
はよぅ飛べるようになりたい。
10分前あたりについて、フォレスさんがいるのを確認して「おはよう」と声をかけます。
「クヴェレか、おはよう」 手を挙げる。
もとより仲間だったっぽいんで私はれーちゃんに連れられてやって来ます。
歩幅が小さいんで常に小走りするような感じで来る。単に落ち着きがないだけでもある。
「……まぁこんな事だろうと思ったけど。フォアフットの隠れ里って時計なさそうよね」 こちらも眠そうに向かう。
「無い!! ニンゲンの人持ってきたのはあるけど、すぐ動かなくなるよネー」
「ああそう。よく成立するなその社会」
礼儀正しいので扉を開けるときは「いぇー!!」って挨拶をして開けますよ。
一緒に入ろう。
いぇー!!
ちょんと座って案内状をぼうっと見ていたらいぇー!って入られたのでびくっとする。
「イェアー!リラの姉御は今日もテンション高いな!レヴィナの姉御もおはようございます」
年上には適当敬語な俺であった。
「おは、おはよう?」
「いぇー!」
てってこ歩いていって椅子にちょこんとすわる。
「弟を持った気は無いけどおはよう。二人共早いのね」
「俺は今来たばかりだから?フォレスはさすがだけど」
年上にも呼び捨てるスタイル。
そこら辺は個人の自由だからなー俺のスタイルを強制はせん。
「下手に遅れて面倒になるのも嫌ってことで」
とりあえず座って、眼鏡の位置を軽く調整する。
「ニンゲンの人朝早いよネー」
「リラもニンゲンの人だけどね。っていうか文明社会にいい加減慣れよう」
さて、ではそんなこんなで8時を回り、
「お待たせしました。本日はお集まりいただきありがとうございます」
と、金翼の雛で生まれ育った黒鷹の受付嬢グリーゼさんがやってきますね。
あれ同い年だよグリーゼさん、丁度就職した年に私も転がり込んでいるし。
「ぐりーちゃん、いぇー!」
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」立って礼をします。
「どうも」立って会釈する。
会釈して
「それで、今日はわざわざこんな妙な面子を集めて何を?」
れーちゃんそんなに妙じゃないよ!自信をもって!!
俺は妙な側だったか……!
んー控えめに言うと妙かな……私から見るとゴリラだし。
ゴリラ。
ゴ・リラ。
妙だよね……回復しかできないし……。
きゅーちゃんもちょっとゴリラだよ。
力3以上あったら皆ゴリラか。
うん。
ひどいへんけん!
「妙な面子というほど妙でもないですけど……早速ですが、今回の依頼内容を説明いたしますね」
「はいはーい」
「おう、宜しく頼む」
きくしせい。
「皆様の中には既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今月は大魔窟《灰地の離宮》の浅層に異常が生じています」
「もう新月から5日が過ぎた状態ですが、まだ浅層に魔物が数多く出没しており、深層探索に支障が出ているのです」
※補足:灰地の離宮では新月の夜に内部構造に大きな変化が生じ、新月直後は浅層に魔物が多く出没するようになりますが、ある程度日数が立つとそれらも狩られて数を減らし、浅層の未探索領域も減る形となります。
よくわかってない顔をしている。
「知らんかったぞ俺。とはいえ何時もよりちょっと長引いてる、ってわけじゃないのか」
魔物狩りは探索者のメイン収入にもなるから、
探索者全体が減少するか、魔物そのものがやたら最初から多かったか、もしくは異常が発生してないと
まだ数が多いと言うのはおかしいのよね。
まあ最初に異常って言っているし。
「それで。魔物掃除ならもう少し数を揃えたほうがいいと思うけど?」この面子継戦能力きっついし……
「皆様以外にも同種の依頼を投げかけている所ですね」
「なるほど」
「調査の結果、普段とは異なる事態が起きていまして」
「短周期で魔物が発生する異常個所『モンスタースポット』が複数確認されました」
モンスタースポット。
「モンスタースポットでは1日程度で魔物が再度発生するため、浅層の魔物の数が中々減らなくなっているのです」
「マモノの人の家?」
うえ、という顔をする。
スポーン!
「んー、それチョー便利な奴じゃない? 人いっぱい集めて定期的に爆破したらいっぱい儲かるよ!」
「良いこと!!」
「夢の再生資源、ね。こちらが死なななければ」
「まぁ、一般の冒険者の方にとってはありがたいことではあるんですが……」
「深層探索に支障が出ると、灰地全体の魔素収集量の大きな減少に繋がります」
実際ありがたい。
「で、それ、処理出来るの?」
「外に出る事もありそう。浅い層だし」
「外に出るってのは問題だよな」うんうん
「外にあふれる可能性があるのも看過できませんし、対処しなければならない事態ということで、」
「今回黒鷹としましては、雛出身の方々を中心としてモンスタースポットの対処を行う方針になりました」
「俺達はその内の一つにって話なのかね」
(ってことは雛でも何とか潰せるって目算は付いてるのか……?)
「儲からないのか……」
「儲からないの超悪いよ、すっごいハオい……ころすしかない」
「リラの姉御はさすがだぜ……」
時折リラさんを二度見しながら聞く。
ころすしかない。
さついがこわい。
「マモノの人の家って、なんか、消せるの? 爆破するの?」
「現状、今回のモンスタースポットを消す方法が分かっていませんので、まずはそこからですね」
「………」
(ふあんだ…)
「皆様にお願いしたいことは、主に2つです」
「1つは指定された区域のモンスタースポットで発生した魔物を討伐し、深層へ続く道に魔物が現れる機会を減らすこと」
「もう1つはモンスタースポット周辺の異常の調査です」
「じゃー中を見てくれば良いんだね」
「中を見てきて、マモノの人をいっぱいアレする」
「まぁ、その解釈で間違いはないです」
「そうするともうかる……」
何かを納得したように頷く。
「対処が追いつかないとこちらで判断したら勝手に帰ってくるけど」
「それで問題ない?」
「ええ、命あってこそですから、無理はさせられません。こちらが指定する区域もある程度選別しています」
「そちらで判断していただけるなら……」
まあだいじょうぶ、かな? だいじょうぶ、だよね。
「分かりました」
「モンスタースポットの位置は凡そは分かってるんだよな。地図とかは貰えるのか?」
「地図も簡易的な物ですが、準備していますのでお渡しできます」
「分かった。まあ一種の実地での訓練みたいなもんか。いや実践かこれ」
「実践。あんまりボケっと考えてたら死ぬからね。そしてフォレスが死ぬと私も死ぬ」
「まあ姉御達を死なせる気はありませんがね俺は」
「それにクヴェレの術がありゃそうそう死にゃしませんよ」
「回復しかできないけど、それも限りがあるからね?」
「はい、はーい」 手をあげる
「マモノの人の家壊せたら壊した方良い?」
「家を壊すというとちょっと語弊がありますが……モンスタースポット本体の破壊が可能なら、破壊してもらえるとベストですね」
調査して、壊せそうなら壊す。
「理由があるならそっちを解明したほうが良いと思うから、破壊は最終手段にしよう?」
「ほーい」
「あとは報酬についてですが、」
「モンスタースポットの魔物討伐に対しては補助金を出しますし、」
「モンスタースポットの無力化に繋がる有力情報がありましたら、黒鷹より報奨金をお出しすることになっています」
そしてグリーゼは机の上に受注書類を広げます。
書類上にある報酬金額等につきましては
補助金: 1人1日 20K(前払い)
有力情報(起点となる遺物や召喚陣の発見等): 1件 1000K
補助金については、1日毎に再度受注処理と指定場所の確認が必要
となっています。
「その限りまでに壊すにしろ調査して帰るにしろ耐えきってやるさ」
20k。
ポーション1本分。
1日ポーション1本貰える。
想像以上にシビアですね!!
普段なら補助金すらないですし。
割と割りが良いと思うよ。なんもしなくても二千円もらえるんだよ。 (※1K=100円換算として)
うむ。
いや指定場所確認とかはちゃんと仕事してるかどうかの確認だと思いますよ……?
つまり、実のある事をしなければ実質生活費くらい!!
まあ20kボーナスが常にもらえると考えたら割りは悪くないよ。
普段は無償で魔窟潜ってるし。
1日2000円の生活費はまあ妥当か多いくらいか。
「ということで、以上の内容で本件を受注していただけますか?」
「もちろん本件に強制力はありませんので、予定や内容に不都合ありましたら受注しなくても構いません」
「ほいー」
「俺は構わん、今の自分の力を試すチャンスでもあるしな」
若干の逡巡のあと、
「はい、やらせてください」
「いぇー」
「他に仕事もないし別に。ああ、後」
「軽く気になっただけなんだけど、この四人を一纏めにしたのは何か理由があって?」
「主に過去実績からの判断ですね」 今までチーム組んで面識があるとか、険悪でないとか、なんとかそんな感じです。
まっとうすぎる理由ですね!
わたしのリーダーシップにきたいがよせられた。
喜ぶかどうかは各人で変わりそうだなあ。
「了解」軽く息を吐く
「じゃあ、行くか。何か買うものある?」
まぁ、そんな感じで。
「受注ありがとうございます。それでは皆様にお願いする区域の地図をお渡ししますね」
灰地入口から指定区域までの道順を示す地図と、指定区域の地図を渡されます。
4人分でいいのかな。
「皆様の担当区域は邸宅遺跡型の建物です」
「下見自体は終わっていて大まかな地図もできていますが、詳細な調査は行われていません」
「調査中に何か気付くことがありましたら、些細なことでも報告いただければ幸いです」
「わかりました」
あと前金20Kね。
1人20Kもらえます。地図はそれぞれ1枚の2枚です。1人1枚ではありません。
紙とペンを買いたいな。これだけで重量2だからあまり増やしたくはないが、持っておきたいとPCが考えたら買う。
地図は重量に加算されるんです?
されません。
了解、誰が持つよ。リラの姉御?
んじゃー他の人が手を伸ばさないなら地図を持つ。
導き手という柄じゃないのでお譲りします。
姉御が手を伸ばすなら手は出さぬ。
ちずをてにいれた! これでこのぱーてぃの生き死にはわたしの手にゆだねられた。
「フォレスに持っててほしいんだけど。一番先頭を歩くんだし」
一番死ににくい生き物が持っててほしいかなというPC心
(言った……)
「んーけど俺はよく前に出るし相手にも寄るとはいえ最前線に出るわけで、倒れるとしたら俺が最初だと思ってるんですが大丈夫ですかね」
「さっきも言ったけどね」
「貴方が死んだら全員死ぬんだって。非生産的な事思ってないで反吐吐いてでも立ってなさい」
「うへえ、レヴィナの姉御は厳しいな…了解。リラの姉御はどう思いやす」
「地図などではわたしのりーだーしっぷはゆるがない……」
地図はふぉーちゃんにわたしておこう。
貰おう。
「たしかに受け取ったぜ姉御」
さて、他に聞きたい事その他ありますかー。
「あっ、はいはいはーい」
「どういうマモノの人が出るかこう、ええと、方向? 方角? んーと、感じ……」
「どの人が出てくるかとかあるの?」
「魔物の種別ね。ゴブリンとかその辺り?」
「シュベツ」
「傾向としては生物系ですね。ゴブリンは……今回の指定区域では確認されていませんが、皆様で対処できないような魔物も確認されていません」
「ただ、魔窟内では何が起きるかわかりませんので、決して無理はなさいませんよう」
「鼠とか狼とか?」
「鼠……鼠か……毒とか使ってくるんだっけか?」
「現在確認されているのは……獣や巨大虫系、その辺りですね。統一性があるかどうかは不透明ですので、その点はご注意していただければと思います」
「生きてない人はでてこないー」
「はい」
「むし」
むし。
「んー……どういう事してくるっけな、虫」
「了解。獣か……」
「噛んでくるよネー、あと群れるとつよいの」
動き早いんだよなアイツら……。
魔物知識力が試されますね。
何をかくそうこのメンバーで魔物に一番詳しいの私なんだよね。
素人ですから。
気配感知しか出来ねえ
他ここでの準備事項・質問事項、何かありますか。
私は大丈夫かな。
ないヨー。
おそらく大丈夫。
ないよー。
ではそんな感じで。
魔物ハウスが魔術絡みなら多少力にはなれる。
20k貰おう!!
20k貰ったー。
術式とAM感知なら……AMは感じたらヤバいけど。
「それではお気を付けて」 と20K。
お買い物は何かなさいますか。
紙とペン買いたい。いや待て、インクも必要ですね。
危うく血文字することに。
21Kで重量+3きつい。私はもう4つしか持ち歩けないぞ。
20kだと朔の白花がちょうど買える。
毒消しが何より必要だよ。毒消しと薬草が必要。
私もうなにも持ち歩けないんだよね。
俺も残り4つかな。
ドロップ品あったら拾いたいのでとりあえず何も買わないウーマン。
んーと。
お買い物したら宣言してねー。
21K払って紙束とインクとペン購入します。残り86k
じゃあ私朔の白花買います。これで0k。
んでこいつを他の人に持ってもらいたいです。使わなかったら捨てて良いので。
じゃ俺が持とう。
ではふぉーちゃんに投げておく。
んで自前でも白花を買う。これで差し引き0で16K。残り2つ。
2個あるならまあ万が一があってもなんとかなるか。
いや白花2つはわりと最低限度ではあるけど、買いすぎても本末転倒なので……。
これで準備したりないということはあるまい(フラグ
薬草とヒルポは私1つずつあるし、きゅーちゃんがいるからいいかな。
ヒルポ地味に3つ持ち。
ヒルポはたくさんあるな。
事前準備はこれくらいかな?
そですなー。
ですね。
おーけーですかー? おーけーですかーー?
いぇー!!
おっけー。
俺は大丈夫、退却する選択肢もあるし!
明かりは、きゅーちゃんが持ってたか。開錠具はあるかい?
ランタン持ってる、開錠具はない!!!
俺が持ってる。
おっけー。
5時間以上いる事はないよね……?(小声
まあ……多分……。
キャンプとかしなければ……。
まあだいじょうぶでしょ。
では皆様、買い物準備も終えて出発となりますね。
灰地の離宮 入口 9:30
入口には異常時対応の備えとして、5人の守護兵らしき姿と、5人の冒険者らしき姿、それと2人の光神殿の助祭が見えますね。
守護兵は入口の両脇に構えている形、助祭達は木の根元に御座敷いて座って瞑想しているようです。
冒険者らしき人達は出発の準備をするわけでもなく、何かするわけでもなく、ただ語らっています。
なお既に皆様は入窟章は持っていますので、ふつーに何かあるわけでもなく入れます。
その人たち全員に「いぇー!!」って挨拶をしながら入ります。
おつかれさまです、とお声をかけておこう。
何か聞けば詳しくわかるかもしれないけどどうしましょう。
協会が知ってる以上のことはしるまいよ。
では中へゴーしますか?
ゆこう。
地図を出してここからどう行けばいいか確認中。
じゃあ先頭に立って地図通り指定区域まで進んでいく。
今月の灰地浅層の通路は天井が淡く発光しており、特に光源を用意せずとも自由に動けるようです。
通路は明るいんだっけ。
あくまでも通路は。
明るいときも有るだけか。
「ふぉーちゃん!!」
「何だい姉御ォ!」
「あの天井の石ってとれる?」
光ってるやつを指差す。
とれないです。
天井に俺は届かなかった。
くっ。
ぴょーんぴょーんととりあえず飛んでから
「ごめん、無理だったわ」
飛べるようになってもやらないな、とか思っている。
「無念……!」
「灯りの代わりになったら安上がりなのに」
「似たようなのを取ってきた冒険者が居たけどね。前に何人か」
「引き剥がすとだいたいしばらくして光らなくなるから」
「意味ないよ」
「なんてこったい」
「せかいはざんこく……!」
あと、隊列の決定をお願いいたします。
ええっと私は離れすぎるとヒール届かないので、2人のどちらかの真後ろにいたいです。
俺は2にいる予定ですが大丈夫かな?
真ん中にしようかな。5番で。
射程が3しか無いのであまり下がりすぎるのもアレだな。6にいます
4か8だな。
んん、じゃあ私とれーちゃん場所変える?
中列はそこそこ殴られるから前に出るならできるだけ安全な場所がいいよ。
では8で。
では5かなぁ。
これでよろしいでしょうか。
おっけー!
はーい。
大丈夫!
さて、それでは指定区域まで一直線に向かいますか?
むかおう。
とりあえず地図持ってる俺はそのつもりだ。
では、どなたか一名、2d6お願いします。
ヒエエ
ヒッ
りーだー!!
ぴ、ぴーしーいちから。
りーだーはだれだ!!
誰もふらないならふるぞ。
さすが姉御だ。
レヴィナ -> 2d6 = [4,6] = 10
高いと良さそう。
ほほう。
ほほう。
ひえっ
目的地へ向かう途中、通路の中心に瓶が転がっているのを発見しました。
ガラスは濁っていて中は見えません。
「なんか落ちとる」
「おお!」
走っていって拾いにいきます。
躊躇いがないリラさん。
「姉御!?」
通路の真ん中だとう…?
リラさんから距離を取ります
人を11フィート棒みたいな扱いして!!
レヴィナはどんくさいので動き出したリラさんを止めることはできないし、一緒に突っ込んでいく気はしないので距離を取るよ
拾ってしまうリラさんは、B.Lvでの緊急察知判定お願いします。
ああ……。
なんだとー。
リラ -> 2d6+3 = [4,6]+3 = 13
たけえな。
おおう。
拾った瞬間、瓶の中から黒い百足が這い出てきました。そしてそのままリラさんの手の方に向かって行きます、が、
察知成功ですので振り払ったりぶん投げたりすることはできます。
すっと手を引っ込めて瓶を通路のすみに蹴り飛ばします。
びっくりします。羽毛ブワッ。
コロコロコロ。百足さんは地面をごろごろ。
むかでを踏む。
つぶれました。
一連の動作が速すぎて処理がおっつかない。
「大丈夫かよ姉御」百足潰れとる。
「勝ったよ!」一行を振り返る。
ちょっと沈黙してから
「やっぱ凄えぜ姉御ォ!」
「おめでとう」
どうでもよさそう。
「いぇー!!」
「いぇー!!」
「……」
「今日からムカデ界のチャンピオンを名乗るといいと思うけどまぁ行きましょう」
「それは名乗って何か利があるのかりレヴィナの姉御……」
「語り継げるんじゃない?」少なくともレヴィナを語り継ぐよりは見込みがありそうかなって
あらためて瓶を拾います。
瓶の中にはネバネバした液体(素材:粘液×1)が入っています。 また、空瓶1つとして入手可能です。
持って行く場合は重量2ですね。
どないすりゃいいんだ……!
「おお……なんか、ねばねば……あっこれ薬にできるよ」
粘液だけ取り出してもいい。
「ごめん調合はできないから」
「??」
「トトデムラル……えっと、物作るの、出来ない? 私は簡単なのできるヨー」
「あっそうか……そうだった……すごいね」
ヒールポーションってレベルなんぼだっけ。
ヒルポはLv1。
ここでヒルポ合成できるな。
合成は粘液1の薬草1、5K。
合成5分ね。
まだ明るいならええよね、合成。
とりあえず粘液と瓶についてはリラの姉御に任せるよ。一応持てるし。
「薬草と混ぜると薬になんの、だからふぉーちゃん持っててー」
「あいよー」
荷物圧迫してきたら合成しよう。
じゃあえっと、空き瓶とネバネバ一緒に持てばいいかな?
お願いします。
了解、これで空き重量0。
「良いことがあったヨ!! お仕事もつごうよくなりそうー」
「サイ……サイなんとかがいいよ!!」 そのまま進む。
そんなこんなで、あとは特に異常はなく目的地に着きます。